脱力物語

寝つきが悪いので、睡眠を邪魔する思考をつらつら書いてスッキリして寝るために始めました。現代社会に適応出来なかったカス野郎です笑 思ったこと、感じたこと、考えたことなどを書いています。

星がよく見える夜に

   同級生が1人死んだらしい。彼は目立たない人だった。彼との思い出はそれほどない。仲が良いわけでもなかった。正直に言ってあまり悲しくはない。しかし、早すぎるとは思う。まだ22歳。彼がどの様に死んだのか、事故なのか病気なのかは少しだけ気になるが、どの様に死のうと死んだことに変わりはない。ただ、もう会えないのかと思うとほんのちょっとさみしい気もする。 

    もう少し季節が進んだ頃に、線香でもあげにいこうと思う。

 

   0時頃、外に出た。気温は8℃。星が瞬いていた。流れ星を2つ見た。秋の匂いがした。 生きている。いつ死んでもいいように、毎日精一杯生きよう。なんてことは思わない。気楽に、のんびりと。この世は美しいもので溢れている。たとえ醜く感じるものがあったとしても、よく観察してみると、案外可愛かったりする。

    脱力しよう。だらだらと死ぬまで生きよう。